7日、懲罰的な登録抹消が報じられたDeNAベイスターズの中村紀洋が、Facebookで心境を吐露した。

ベイスターズの中畑監督は、中村紀洋の登録抹消について「チーム方針に従わない言動があった。(抹消は)懲罰的な部分がある」と報道陣に説明した。

しかし、中村によると監督と直接言葉は交わしておらず、きっかけは6日の巨人戦で、走者を動かさずに打撃に集中させてほしいとコーチに相談したことに始まるという。


自身のFacebookページでは、

「打席に入っているとき走者を場面によっては動かさず、打撃に集中させてほしいとコーチに相談させてもらいました。

そうしたところ、今朝になり連絡があり登録抹消だということでした。この時点で監督には直接、お話したわけではありません。コーチに相談することが監督批判になってしまった形です。」

と書いている。

コーチに「相談」をしただけで、「監督批判」になってしまったことに理不尽な思いを抱いていることがうかがえる。

続けて

「今回の相談するという行為が「批判」と映ったならば寂しいことですし、自分としてはどうモチベーションを保つべきか苦悩しています。勝つために1軍のフィールドに僕は必要ないのだろうか…。」

と不安な気持ちを告白。さらに文末には

「こういった場でみなさんに意見を求めることもおこがましいですが、いつも応援していただいているファンのみなさんに申し訳なくて…。自分が監督を批判したことになるのか、自分でも整理がつかなくて…。」

と、意図しない結果に困惑している現在の心境を明かしている。

【関連情報】
中村紀洋のFacebookページ

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