“お騒がせ男”ベントナーがまたトラブル…酔ってタクシーに下腹部擦りつける

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 アーセナルに所属するデンマーク代表FWニクラス・ベントナーが、プライベートでまたも問題を起こしたようだ。デンマーク紙『BT』の内容をイギリス紙『ガーディアン』が伝えた。

 事件はアーセナルがチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグでバイエルンと対戦した11日に発生。2月2日以来、試合に出場していないベントナーはこの日、コペンハーゲンに滞在。レストランでアーセナル戦の生中継を観戦後、酔った状態で友人とともにタクシーに乗車したベントナーは、運転手に悪態をつくと、車を降りた際、ズボンをおろし、下腹部を車にこすりつけるなどの行動に及んだ模様だ。運転手は警察に通報したと伝えられている。

 タクシー運転手は取材に対し、「彼ははひどく酔っていた。私が荷物になっていた自転車を車に積むために降りると、ベントナーと他2人が後部座席に乗車した。運転席に戻ると、無線が蹴られ、ぶら下がるように垂れていたんだ。座席の間に置いていた私の私物を撮影しようとしたりもした。ベントナーは完全におかしい状態だったね」と、状況を説明。

「彼は、『もし、俺が有名人じゃなかったら殴っている』と言うと、私のことを『小さな太った豚』と言ったんだ。3度も下車するよう求め、警察を呼ぶと告げた」と運転手はコメント。自転車を降ろすと、ベントナーは友人に抑えられなければいけない状態だったようだ。

 運転手は、「彼は車の後ろに立つと、パンツを脱ぎ、窓にこすりつけたんだ。その間、ベルトで車を引っ叩き、罵ったんだよ。25年間タクシー運転手をやっていて、酔っ払いはたくさん乗せてきたけど、こんな経験は初めてだ」と続け、状況を振り返っている。