すぐに謝罪する人は反省していない「トラブルを避けたいだけ」
自分に何か非があったとき、すぐに謝ったほうがその場も丸くおさまりやすいもの。しかし謝罪は口だけで実は反省していないとなると、また同じ過ちを繰り返す可能性も……。そこで今回は、謝罪の言葉やタイミングから、その人の性格を判断する方法をご紹介しましょう。
■口癖になっている謝罪の意味は
口癖のようにすぐに謝ってしまう人は「トラブルを避けたい」「嫌われたくない」といった気持ちが優先され、自分を守るためにとっさに口に出してしまう傾向が強めです。これは友人や同僚、夫婦など、親しい間柄での会話でもよくみられます。
そのため中には、自分が謝罪する状況ではない場合でも、その場を穏便に解決するため真っ先に謝罪してしまうこともあるのです。つまり、悪意がない場合でも口癖のように謝罪してしまうので反応が早いのです。
■認める場合は理由もあわせて
仕事でのトラブルはすぐに謝るのが大事ですが、その場合は理由もしっかりと言わなければその場しのぎと思われてしまいます。男女のトラブルなども同様で、不信感がなくなるような理由や反省などをしっかりと口にしなければいけません。
これができている人は、自分のことよりも相手のことを優先的に考えた行動ができる傾向にあります。
■今後のことも伝えておく
今回の謝罪が経験となれば、同じ過ちを繰り返すことは少なくなるはず。人間関係を良い状態に保ちたいと考える人は、次回同じトラブルが起きたときにどう対処するかを相手に真っ先に伝えます。トラブルそのものが起きないような対策もあわせて伝えておけばより相手を納得させることができ、もともとの印象よりも高評価となることも。
■感謝を増やして謝罪を減らそう
謝ってばかりいては、自分に自信がなくなり立場的につらくなってしまうことも。そんなときは人と接して謝罪する機会を増やさないように、人に感謝する機会を増やしてみましょう。そうすると行動にも自信がでてきて、すぐに謝罪するような口癖も少なくなっていくはずです。
日常生活では謝罪の言葉を使うことはあっても、感謝の言葉を使うことは意外に少ないもの。積極的に取り入れて、人間関係を良好に保つようにしましょう。