インテルは26日のセリエA第5節で、フィオレンティーナにホームで2−1と逆転勝利した。DF長友佑都が先発フル出場した一戦、後半にFWジュゼッペ・ロッシのPKで先制されたものの、MFエステバン・カンビアッソとDFジョナタンのゴールで逆転し、2連勝を飾っている。

ワルテル・マッツァーリ監督は、試合後に満足感をうかがわせつつ、謙虚さを失ってはいけないと話している。

「先制されてから5分、反動があった。交代をしたことでほぐれて、素晴らしいチームを相手にふさわしい勝利を収めることができたね。(フィオレンティーナのヴィンチェンツォ・)モンテッラ監督は我々がスクデットに値するチームだと言っている? 周りが我々について話すなら、我々も彼らについて話そうじゃないか。ユヴェントスやナポリとともに、彼らもリーグを制覇する、とね」

「我々のポゼッションは48%だった。フィオレンティーナをわずかに下回ったね。大きな問題はなかった。攻撃に転じるときにもっとうまくやれれば、前半からもっとうまくやれたはずだ。この2日間の準備で、我々は彼らにプレスをかけることを考えてきた。彼らは技術的にうまいからね。だが、それが望んでいたようにはできなかった。今後はもっと勇気が必要だ」

「(リカルド・)アルバレス? 走っているし、進化している。フィジカルの強さもあるね。このままの自信を保たなければいけない。彼は複数の役割をこなすことができる。(マレク・)ハムシクみたいにね」