前市長の辞職にともなう岐阜県美濃加茂市の市長選挙は2013年6月2日、投開票が行われ、新人で前市議の無所属・藤井浩人氏(28)が初当選した。北海道夕張市の鈴木直道市長(32)を抜き、全国最年少の現職市長となる。

公式サイトによると、藤井氏は名古屋工業大学の大学院生時代に東南アジアを数か月周遊し、日本の「活気の無さ」「無気力な子ども」「人間関係の希薄さ」、自身の「将来への無関心」に気付いた。子どもたちにメッセージを伝えることで日本の社会に貢献できるのではと考え、大学院を中退し学習塾の塾長に。しかし社会への影響の小ささに焦りを感じ、10年に政界転身、美濃加茂市議となった。