伊代表ヴェッラッティの代理人、ナポリ移籍を否定「移籍は空想」

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 パリSGのイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティの代理人を務めるドナート・ディ・カンプリ氏が、イタリアメディア『Radio CRC』のインタビューに応え、噂された今夏のナポリ移籍を否定した。

 カンプリ氏は、「(ナポリの)アウレリオ・デ・ラウレンティス会長がマルコに関心を示してくれたことには感謝している。しかし、ナポリへの移籍は空想だね。PSGは彼の売却を望んでいない。彼のような若い選手に頼っているからだ」と話し、ナポリ移籍を否定した。

 パリSGがナポリのウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニを獲得するため、取引の一部にヴェッラッティを含めるのではないかと問われると、「もしPSGがカバーニを望んだとしても、ヴェッラッティが取引に関わることはない。カバーニの契約解除条項の違約金は、フランスのクラブにとって問題はないからだ」と、こちらも否定している。なお、カバーニの契約解除に対する違約金は6300万ユーロ(約80億円)と見られている。

 ペスカーラの下部組織出身で、今シーズンからパリSGに加入した20歳のヴェッラッティに対しては、ナポリ以外にもユヴェントスやミラン、ローマといったイタリアの有力クラブが獲得を検討していると噂されている。