ナポリは30日のトリノ戦で5−3と勝利した。ワルテル・マッツァーリ監督は試合後、次のように話している。

「良いプレーをするときは、満足だよ。我々は素晴らしい試合をした。だが、避けるべきミスもあった。それによって、今回も勝ち点を失う代償を払いかねなかったね。我々は自分たちで自分たちを傷つけているんだ。先発メンバー? 我々は戦術面での準備をしてきた。私は、それでトリノを苦しめたと思うよ。エディ(エディンソン・カバーニ)には、30分ほどのプレーになると伝えてあった。彼は常に先発出場を望むがね」

「去年と比べて、我々は勝ち点11多く獲得している。ユーヴェは6ポイントだ。彼らが素晴らしいことをやっていなければ、我々は勝ち点3差だったんだよ。成熟しているチームであれば、前半に2−0として勝負を決めていたはずだ。我々は常に自分たちで難しくしてしまうんだよ」

「将来? すべて話すのはシーズンが終わるのを待とう。今はこのポジティブな時期が戻ってきたことを喜ぼうじゃないか。だが、私と会長の間にはハーモニーがある。私にとって、お金のことは最後の問題なんだよ。会長の提案? それについては話さない。我々の間の話だ」

ハットトリックを記録したMFブレリム・ジェマイリは、このようにコメントしている。

「僕にとっては特別な試合だ。トリノと対戦するのは初めてだったんだよ。トリノは僕を再び使ってくれ、ケガの後にチャンスを与えてくれたクラブなんだ。僕を信じてくれた(ウルバーノ・)カイロ会長には感謝しているよ。チームのこともうれしい。最近の試合で僕らは苦しんでいた」

「僕らはああいうプレゼントをすることを避けなければいけない。ビッグなチームになりたければ、こんな風に3ゴールを許してはいけないんだ。僕らにはそういうチームになるための可能性がそろっている。でも、それを本当に臨むのであれば、互いの目を見て、互いを助け合って、今夜と同じミスをしないようにしなければいけないんだ」

「僕らはミランのようにしなければいけない。彼らは今夜もキエーヴォ戦で1ゴールを奪い、それを守った。この勝利はミランに対する大きなメッセージだよ。僕らはいるぞ、というね。ミランとの勝負はとても素晴らしいものだ。一方のユヴェントスについては、彼らに追いつくことはできないと思う」