ミランFWステファン・エル・シャーラウィは、12日のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグで、バルセロナに0−4と手痛い黒星を喫した一方で、FWリオネル・メッシのユニフォームを手にしてカンプ・ノウを去ることになった。

エル・シャーラウィは13日、自らの公式ツイッターで、メッシのユニフォームの写真を掲載。「写真を載せるよ。これで、ユニフォーム問題をはっきりさせられるだろう。レオ、ありがとう。ピッチの中でも外でも、カンピオーネだ!!」とつぶやいている。

エル・シャーラウィが心配したのは、「メッシがユニフォーム交換を拒否した」といううわさを明確にすることだった。試合後の映像では、エル・シャーラウィがメッシに近づき、簡単に言葉をかわしただけだったのだが、これを受けてインターネット上では、ユニフォーム交換を頼んだエル・シャーラウィの要求をメッシが断ったとの見方が浮上したのである。

ごう慢、横柄、生意気…メッシに対するそんな声が上がり、エル・シャーラウィが騒動を終わらせるために動いたのだ。まさにメッシを批判したツイッターを使って、彼に感謝をしたのである。

一方のメッシも、ソーシャルネットワークにコメントを残した。ウェイボーで、「なんと幸せだろう! 僕らはやれるって分かっていたよ。ラウンドを突破するためには、素晴らしい試合をする必要があった。そして、僕らはそれをやったんだ」と、ミラン相手の大逆転勝利を祝った。