iPhoneを落とす前に!! 紛失前にやるべき5つのこと(&落としたときの対処法)

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大切な個人情報がつまったiPhoneをもし紛失してしまったら…なんて想像するのも怖いですが、自分の身に起こらないとも限りません。個人的にも、iPhoneに仕事の重要なデータなどを集約しているので、そんな事態になった時どうすればよいか途方にくれてしまうでしょう!今回はそんな大切なiPhoneを紛失する前にやっておきたいこと、また、紛失してしまった際の対処法を紹介します。

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■(1)パスコードを複雑にしておく!

あまり知られていないパスコードの設定方法

通常、iPhoneのパスコードは4桁の数字で設定している人が多いと思います。しかし、意外と知られていませんが、実はこのパスコードは英数字を使った4桁以上の複雑なものにすることができます。設定方法は簡単。

まず、iPhoneで「設定」を開き、「一般」の項目を選択します。次に、「パスコードロック」の項目をタップし、「簡単なパスコード」をオフにしてから、「パスコードをオンにする」をタップします。すると、英数字を加えた複雑なパスコードを作成することができます。

パスコードの桁数も4桁以上で設定することができ、紛失して悪用されそうになっても簡単にパスは破られないはずです。

■(2)「iPhoneを探す」をダウンロードしておく!

なくした時でも、見つかる可能性がグーンとアップ!

「iPhoneを探す」というアプリを使えば、iPhoneを紛失してしまった時、地図上でiPhoneの現在地を確認したり、iPhoneにロックをかけたりすることができます。この機能を使うために、iPhone側であらかじめ設定する必要があります。

「iPhoneを探す」をオンに。

ホーム画面の「設定」→「iCloud」と選択し、「iPhoneを探す」をオンにしておきましょう。

「位置情報サービス」をオンに。

次に「設定」→「プライバシー」→「位置情報」から位置情報サービスをオンにし、合わせて「iPhoneを探す」もオンにしましょう。

これで、iPhone側の設定は完了です。この設定をしておけば、「iPhoneを探す」の機能を使うことができます。実際のアプリの使い方は後ほどご説明します。

■(3)置き忘れ防止グッズを身につけておく

心強いiPhoneの味方

『ぶるタグ』という商品を使い、自分のiPhoneとBluetooth接続すれば、置き忘れや紛失を予防できます。設定方法は簡単。無料で公開されている『ぶるタグ』専用アプリをインストールし、自分のiPhoneとペアリングすればOK!『ぶるタグ』中央にあるボタンを押すと、ペアリングしている端末からメロディーを流すことができます。その逆にiPhone側で操作をし、『ぶるタグ』側を鳴らすこともでき、自分のiPhoneがなかなか見当たらない時などに便利。また、『ぶるタグ』とiPhoneが一定の距離離れるとアラームが鳴る設定もできるので、盗難防止にも役立ちます。

■ (4)iCloudにバックアップをとっておく!

ワンタップで簡単バックアップ

iPhoneを紛失してしまっても、バックアップを取っておけば、新しく買ったiPhoneを以前のデータが入った状態に復元することができます。設定方法も簡単なので、やっておいて損はありません。

まず、最初に「設定」→「iCloud」と開き、「ストレージとバックアップ」を選択し、「iCloudバックアップ」をオンにしましょう。

次に、そのすぐ下にある「今すぐバックアップを作成」をタップします。これだけの操作でiCloud上にバックアップを作ることができます。ただし、Wi-Fi環境でないとバックアップを作成することができませんのでご注意下さい。

■(5)紛失時に備えたロック画面にしておく!

「Wallpaper Labeler」アプリを使う。

アプリの使い方は簡単!自分の好きな画像を選び、画像の上部分と下部分に文字を打ち込むだけです。紛失している旨と緊急連絡先を入力しておき、ロック画面に保存しておけば、拾った人が連絡をくれるかもしれません。

あくまで予防なので、メッセージが無視されたら、意味がありませんが、やっておくことにこしたことはありません。画像と文章は切実に選んだほうが返却率も高まるかもしれませんね。

■万が一、紛失してしまったら…

これだけ予防対策していたのに、紛失してしまった運の悪いあなた。でも、大丈夫。落ち着いて対処しましょう。ここで、あらかじめダウンロードしておいた「iPhoneを探す」の登場です。早速、使い方を見て行きましょう。友達などにiPhoneを借りて探すこともできますが、今回はパソコンから探す方法を説明します。

まずは現在のiPhoneの位置情報を把握しよう

最初に、https://www.icloud.com/にパソコンでアクセスします。

なくしたiPhoneのアカウントを入力しiCloud内の「iPhoneを探す」をクリック!

すると、地図が表示され、なくしたiPhoneの大雑把な位置が把握できます。

パスコードをかけていなかったら

位置情報は把握できましたが、機能はこれだけではありません。もし、紛失した時にパスコードをかけていなかったとしたら、「紛失モード」を選択し、リモートロックをかけておきましょう。

端末にメッセージを送る

「紛失モード」をクリックすると、電話番号を入力することができ、それと同時にメッセージを作成することができます。

デバイス側ではこのような画面になります。良い人に拾われることを祈りながらメッセージを打ちましょう。

音を鳴らしてみる

同じ画面で「サウンドを再生」をクリックすると、iPhoneに音を流すことができます。もし、誰も拾わないような場所に落としていたとしたら、気づいてもらう可能性があがり、盗難された場合だったら、相手に対する警告音として機能します。

デバイス側ではこのような画面になります。


紛失してからでは、対策のしようもありません。ご紹介した方法で大切なiPhoneを紛失した場合の予防をしておきましょう。また、どうしても見つからない場合は警察に届けるのもお忘れなく!

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