11日のセリエA第12節アタランタ戦を前に、インテルのアンドレア・ストラマッチョーニ監督は、すぐにMFヴェスレイ・スナイデルの問題について明確した。同監督は「私はヴェスレイと素晴らしい関係にある。彼は早期復帰を望んでおり、その価値はまったく議論の余地もないものである」と話している。

スナイデルのツイッター使用禁止をめぐる騒動について、ストラマッチョーニ監督はこう語った。

「今年はチームマネジャーのイバン・コルドバと合意した上で、我々はドレッシングルーム内のルールをつくった。監督が決めたことで、クラブ発表や監督、チームマネジャーの許可がなければ、チームについて話すことはできないというものだ。その上で、誰かが友達とディナーに行くなら、それはその選手のことだよ。君らメディアは今、スナイデルのことを知ったが、ほかの選手たちも罰金処分を科されている」

一方、アタランタ戦について、ストラマッチョーニ監督は慎重な姿勢を見せている。

「私はアタランタに大きな敬意を払っている。とてもうまくやっているチームで、素晴らしいクオリティーを持った選手がたくさんいる。相手の強みに敬意を払わないのは過ちだ。だが、我々は自分たちの強みを生かす。ユヴェントス戦の勝利は大きなテストだったが、まだ11試合が終わったところだ。あまりに喜びすぎると、罠に陥ってしまいかねない」

ストラマッチョーニ監督がチームに求めるのは、「ガッツ、意欲、飢え」だ。

「賛辞はうれしいものだ。だが、我々は地に足を着けておかねばならない。ちょっとしたことでつまずいてしまうのだからね。アタランタはナポリとミランを倒した。とても大変な試合が待っているということは分かっている」

不在者の多さがやや懸念のインテルだが、ストラマッチョーニ監督は言い訳にしようとしていない。

「ケガに関しては、幸運な時期じゃないね。我々は(ガビ・)ムディンガイも失った。ぎりぎりまで(エステバン・)カンビアッソの回復を試みる。だが、言い訳にしてはいけない。いない選手には敬意を払っているが、我々はしっかり準備できると確信しているよ。個人に依存せずにビッグになりたいと望むチームであり、それを示すためのさらなるモチベーションとなる。不在者を嘆くことはないと確信しているよ」