インテルは4連勝を目指している。シエナ戦で敗れてから、インテルは現在3連勝中。21日のカターニア戦は、首位を並走するユヴェントスかナポリとの勝ち点差を少なくとも1ポイント縮めるためのチャンスだ。だが、インテルは今年、アウェーでのカターニア戦で勝っておらず、同クラブとの3試合で勝ち点1しか挙げていない。

おそらく、インテルはリーグ中断前の地点からリスタートするだろう。つまり、3バックとMFフィリペ・コウチーニョのトップ下、FWアントニオ・カッサーノとFWディエゴ・ミリートの2トップという布陣だ。FWロドリゴ・パラシオも準備しているが、ヨーロッパリーグのパルチザン戦に向けてエネルギーを温存するために、ベンチスタートになると見られる。

アンドレア・ストラマッチョーニ監督はDFマティアス・シルベストレを精神的に取り戻したいと望んでいるが、ディフェンス陣の構成に疑問はないだろう。

一方、DF長友佑都の出場停止により、左サイドには穴ができる。本来はMFアルバロ・ペレイラが先発となるはずだが、同選手が代表戦から戻ってくるのは18日だ。そのほかのオプションは、MFジョエル・オビや、DFジョナタンを再び試してMFハビエル・サネッティを左に回すという案だ。ペレイラと同じ理由で、MFワルテル・ガルガノとMFフレディ・グアリンもポジションを争う。より疲れていない選手がプレーするだろう。

前線ではミリートのゴールが期待される。インテルでのミリートは、10月を不得手としているのだ。インテルで67ゴールを挙げているミリートだが、10月の得点は2009年の1ゴールのみ(パレルモ戦でDFマイコンのアシストから)。

さらに、去年の10月は簡単なゴールをミスし、売却のうわさも流れるなど、散々な時期となった。そこから再浮上したディエゴは、不運が再び始まるなど、考えたくもないだろう。