「ロドリゴ・パラシオはインテルのものだ。合意した」。ジェノアのエンリコ・プレツィオージ会長が22日、『スカイ』のインタビューでこう明かした。

「今年の我々はひどい状況を経験した。多くの選手が売却を求めてきたよ。パラシオはノヴァーラでの試合でサポーターとひどい状況があった。残留を決めた翌日、放出を求めてきたんだ。彼はすでにインテルに売った。合意している。インテルは2年前からすでに興味を持っていたんだよ。両クラブにとってチャンスだった。彼はサラリーを倍にしたよ」

プレツィオージ会長はFWマッティア・デストロとFWチーロ・インモービレのどちらかが、ジェノアに残るとも話している。

「デストロについてはシエナと話さなければいけない。彼らには共同保有権の買い取りオプションがある。合意できると思っているよ。でも、まだ早すぎる。デストロが活躍する運命だったのは分かっていた。彼がプリマヴェーラでプレーしていたときに、私は500万ユーロ(約5億円)を払ったんだ。今、彼がその価値を確立していることには驚かないよ。インモービレとデストロのどちらかは、ジェノアのストライカーになるだろう」

一方、インテルはインドネシアツアーに参加しないGKジュリオ・セーザルの去就が噂されている。インテルと2年間の契約を残している同選手だが、クラブは先日からGKエミリアーノ・ヴィヴィアーノをミラノに戻すことを打診していた。だが、現時点でJ・セーザルが移籍するかどうかが関係しているのは、フィジカルの問題だけのようだ」