「犬肉は売るのに米国産牛肉は売らない」豪プロゴルファーのつぶやきに韓国人激怒
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約6年ぶりに米国でBSE(牛海綿状脳症)に感染した乳牛が確認され、米国産牛肉を輸入する国々では警戒感が高まっている。このような中、オーストラリア出身のプロゴルファーが、米国産牛肉に対する韓国の対応について皮肉る内容をつぶやいたことから、韓国人から反感を買うという出来事があった。
インターネット上で韓国人から非難を浴びたのは、1995年の全米プロゴルフ選手権優勝者のスティーブ・エルキントン(49)。4月25日、自身のツイッターに「韓国の多くのスーパーが米国産牛肉の販売を中断した。でもアヒルの足、目玉、カエル、ねずみ、犬肉、鳥の巣などはいまだに売っているのに…」という内容を書き込んだ。
非難する声が多かったのか、スティーブ・エルキントンは翌日、再びツイッターで「韓国人たちが私に対して怒っている。私は韓国人を憎んではいない。韓国の文化に対する無知な冗談だった」とするコメントを書き込み、謝罪した。
■米国産牛肉の輸入に敏感な韓国スティーブ・エルキントンがつぶやきたくなるほど、韓国が米国産牛肉に対して敏感な反応を示しているのも事実だ。現在、韓国は「生後30カ月未満」の米国産牛肉を輸入している。今回、BSE感染牛が報告されたことを受けて、政府は「検閲を強化する」と発表したが、野党は「輸入全面禁止」を強く求めている。市民らは健康への影響を懸念し米国産牛肉を買い控え、売上は発表の前週より69%減少した。インターネット上では「韓国人がBSE感染牛を食べて人間狂牛病になる可能性は95%」などという4年前に流れた根も葉もないうわさまで飛び交っている。
韓国では、2008年のろうそくデモ(米国産牛肉輸入反対集会)を、再び起こそうと呼びかける動きも出てきている。スティーブ・エルキントンのつぶやきは、このように敏感になっている韓国の神経を大いに刺激してしまったようだ。画像:SEGYE.comより引用
※この記事は、ゴールドラッシュの「朴美奈」が執筆しました。