あらゆるスポットライトがミランFWアレシャンドレ・パトに集まっている。パリからの誘いが届いている一方で、マッシミリアーノ・アッレグリ監督はFWズラタン・イブラヒモビッチのパートナーとしてFWロビーニョを起用しようとしている。

パトと違い、ロビーニョはイブラにスペースを保証できる。イブラヒモビッチ自身がロビーニョとのやりやすさを認めていることも忘れてはいけない。

一方、トップ下に関しては疑いない。MFケヴィン=プリンス・ボアテングだ。だが、三角形の攻撃陣は素晴らしいが、何より重要なのは中盤のサポートだ。実際、アッレグリ監督は攻撃陣の3人に、中盤をサポートするためのカバーリングを求めている。

インテルのMFヴェスレイ・スナイデル、MFチアゴ・モッタ、MFエステバン・カンビアッソといった選手たちへの道を閉ざすことは、決定的な一手となり得る。

MFアルベルト・アクイラーニがまだ離脱しているため、アッレグリ監督はMFマッシモ・アンブロジーニやMFクラレンス・セードルフを起用する可能性がある。前者はディフェンスラインの前、中盤の底に入り、後者は左インサイドハーフという形だ。

だがその場合、MFアントニオ・ノチェリーノを右インサイドハーフへ移さなければならない。ノチェリーノは左サイドでうまくやっている。MFマルク・ファン・ボメルを中盤の底とし、アンブロジーニに右サイドに入ってもらうことで、ノチェリーノは左デプレーできるだろう。

最後に守備ラインだが、センターバックはDFアレッサンドロ・ネスタとDFチアゴ・シウバ。DFイニャツィオ・アバーテはケガから回復した。左サイドはDFジャンルカ・ザンブロッタとDFルカ・アントニーニがポジションを争っている。