ローマMFダニエレ・デ・ロッシが、契約延長について前向きな姿勢を見せている。だが同選手は、「もっとはやくに延長されるべきだった。間違った数字が飛び交うこともあるんだ」ともコメント。その上で、次のように話している。

「でも、僕は代理人やローマのフロントと素晴らしい関係にあるし、全員が満足する解決策に至るのは間違いない。今は調査し、止まっている段階だけど、状況は落ち着いているよ」

一方で、デ・ロッシは将来的に国外への移籍を経験する可能性も排除していない。

「国外でプレーすることに魅力を覚えるのは確かだね。日本とか中国、アメリカのことを考えている。行ってみたいよ。サッカーだけじゃなく、人生として良い経験になるだろうからね。イタリアの別のチームでプレーすることは想像していない。ずっとローマでプレーしてきたからね」

ローマがスクデット争いの候補に挙げられないのはなぜだろうか?

「直近2試合の前までは、多くのメディアや関係者が、降格候補にまでしていたね。ローマは完全に変わった。クラブとしても、テクニカルスタッフも、メンタリティーもね。これだけ変われば、タイトルを狙うチームに見られないこともあるだろう。でも、順位表を見てみれば、僕らだっているんだよ」

「今のところは、落ち着いて仕事を続けている。どこが優勝を狙えるかは、どこがチャンピオンズリーグ出場権を狙えるかは、これからのリーグ戦で分かっているくるだろう」

ルイス・エンリケ監督に与えられたポジションについて、デ・ロッシは満足しているようで、「戦術的には少し変わったけど、とてもやりやすく感じているよ。僕にとってはポジティブな時期なんだ」とコメント。新オーナーについても、「クラブとして、会社として、より考えているという印象だね。ただ個人的には、センシ・ファミリーと僕はすごくうまくやっていた」と話している。