インテルFWサミュエル・エトーの代理人であるクラウディオ・ヴィゴレッリ氏が、フランス『レキップ』の中で、同選手のアンジ・マハチカラ移籍が確実になったと明かした。同氏は「すべてがうまくいけば、月曜か火曜にメディカルチェックと契約書へのサインが行われるだろう」と話している。

エトー側は総額6000万ユーロ(約66億円)での3年契約という条件で、すでにアンジと合意している。現在ロシアリーグで6位のアンジは、週末のリーグ戦からすぐエトーを起用したいと考えているようだ。

なお、そのアンジは、エトーに続いてバルセロナDFダニエウ・アウベスも狙っているという。スペイン『スポルト』が報じたもので、アンジは移籍金3500〜4000万ユーロ(約38億5000万〜44億円)を用意しているそうだ。D・アウベスには年俸1500万ユーロ(約16億5000万円)を準備しているという。だが、選手に近い関係者の話では、現時点でアンジ移籍の可能性は低いそうだ。

なお、英紙『ピープル』によると、マンチェスター・ユナイテッドはまだインテルMFヴェスレイ・スナイデルを諦めていないとのことだ。同紙によれば、マンUは「ナイキ」を巻き込んで獲得を目指しているそうだ。移籍金は3500〜4000万ユーロと、いずれにしても高額なものだが、スナイデル獲得へのハードルは、特にスナイデルのサラリーにあるからだという。スナイデルの年俸は肖像権を含め、1500万ユーロではないかと言われている。

また、マンチェスター・シティはFWエマヌエル・アデバヨールをフリーで放出するかもしれない。『デイリー・ミラー』によると、高額年俸の負担を抑えるのが目的とのことだ。だが、同選手に関心を抱いているトッテナムは、レンタル移籍での獲得を望んでおり、サラリーについてもマンCと分担することを願っているそうだ。