上海鉄道局は12日、北京と上海を結ぶ高速鉄道「京滬高速鉄路」で同日日午前11時ごろ、宿州付近で電源供給設備の故障が発生して、一部の電車が遅れたと認めた。(イメージ写真)

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 上海鉄道局は12日、北京と上海を結ぶ高速鉄道「京滬高速鉄路」で同日日午前11時ごろ、宿州付近で電源供給設備の故障が発生して、一部の電車が遅れたと認めた。中国新聞社が報じた。

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 修理に努めた結果、午後1時には復旧し、午後2時半ごろまでに列車の「遅れは解消した」という。

 京滬高速鉄路では、上海虹橋発のD182号列車の複数の乗客が「電気系統が焼き切れた」、「自分の目で火花を見た」の証言を発表した。乗客の証言と当局発表の整合性に、現時点では疑問が残る。(編集担当:如月隼人)



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