英紙『サンデー・タイムズ』が報じたところによると、バルセロナはビジャレアルFWジュゼッペ・ロッシの獲得で合意に至ったという。ビジャレアルとは2950万ユーロ(約34億円)で13日にも話がまとまるというのだ。ロッシ周辺の関係者も『ガゼッタ』に対し、「両クラブは交渉をまとめるべく動いている」と認めている。

バルセロナDFジェラール・ピケは、マンチェスター・ユナイテッド時代にチームメートだったG・ロッシについて、「ロッシにはすごい才能がある。ボールタッチも良く、すごくスピードがあるんだ。人間的にも選手としても、バルセロナにうまく馴染めるだろうね」と話している。

一方、レアル・マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督は、中盤の強化に向けて動いているようだ。スペインのメディアによると、同監督はチェルシー時代の愛弟子であるMFマイケル・エッシェンに関心を抱いているという。同選手の評価額は4000万ユーロ弱(約46億円)とされている。チェルシーは2005年、3800万ユーロ(約44億円)でエッシェンをリヨンから獲得している。

だが、エッシェンの代理人は「マイケルはチェルシーに残るだろう。まだ4年の契約を残している。美しい街(ロンドン)で、とても良いクラブで、彼はうまくやっているんだ。彼は電話でモウリーニョと話をしているけど、それは彼らがお互いをよく知っているからだよ」と話した。

一方で、スペイン『マルカ』は、ベンフィカDFファビオ・コエントランが近くレアルの選手になると報じている。同選手は何度となくレアル移籍希望を明らかにしており、これを受けてベンフィカのルイス・フェリペ・ビエイラ会長との交渉がまとまったようだ。レアルからは2000万ユーロ(約23億円)に加え、DFエセキエル・ガライとMFパブロ・サラビアがベンフィカへ移籍すると見られる。