「うまくいったよ。毎年、会長とは会っているんだ。残留するか? オレはインテルの人間だから…」

インテルDFマルコ・マテラッツィが6日、マッシモ・モラッティ会長と会談した。同選手は会談後、冒頭のようにコメントしたが、実際には自由に自分の未来にとってベストと信じる決断を下すように言われたようだ。

「会長からは、自分が好きなことをやって良いと言ってもらった。オレと彼の関係は非常に明確で、どんな決断を下すにしても、彼はオレのことを満足してくれるはずだよ。国外移籍? まだ検討していないし、今は話し合っているところだけど、それはないと言ったらウソになるだろうね。もちろん、(移籍となれば)残念に思うだろう。特に堂々とサポーターにあいさつできなかったからね」

マテラッツィには将来的にインテルの幹部になるとの見方もある。同選手はこれについて、「オレにとってこのユニフォームは2つ目の肌なんだ」と答えた。

バイエルン・ミュンヘンは、「クローゼとの交渉は合意に至らず、6月30日で満了となる同選手との契約は延長されない」と、FWミロスラフ・クローゼが退団することを発表した。クローゼはラツィオ、バレンシアが獲得を目指している。

一方、ケルンFWルーカス・ポドルスキの代理人は、「彼は来年もケルンに残る。ローマとのコンタクトはなかった。ローマの誰も私に連絡してきていない。現時点では噂でしかないよ」とコメント。「彼は自分が生まれ、サッカーに関して育った場所から動かない」と、同選手の残留を強調した。

さらに、代理人は『Calciomercato.it』に対し、「ルーカスとケルンの絆は非常に強力なものだ。今日の時点で、ユニフォームを変えたり、イタリアやスペイン、イングランドといった別の国での経験にトライする条件はない」と続けている。