インテルは23日のセリエA第34節でホームにラツィオを迎えて、2−1の勝利を飾った。GKジュリオ・セーザルの退場で早い時間に10人となったインテルは、その直後のPKで先制を許している。しかし、数的不利の状況で巻き返しに成功。MFヴェスレイ・スナイデルとFWサミュエル・エトーのゴールで逆転した。

試合後、逆転優勝を信じているかと問われたレオナルド監督は、「まだ信じていると言ったら、楽観的だと言われるだろうね。ただ、もちろん信じているよ」とコメント。以下のように試合を振り返った。

「まだオープンな戦いだと思っている。このチームはいつもそうやってきた。もし一つの試合で負けたら、話題になるのは監督のことだ。それは当然だね。しかし、選手のことを話すのは、ある意味で不適当なことかもしれない。我々は4カ月で、1週間だけミスをした。あり得ることだろう。今日の試合では、信じられない状況になってしまった。それでも挽回することができたよ。素晴らしい勝利だ」

「今は将来のことを考える時間じゃない。今シーズンは、ほかのシーズンと少し違うね。負傷者の続出や監督の交代などで、リズムが崩れることがあった。しかし、チームスピリットは変わらない。堅いベースで前に進んでいく。気持ちは常にあったね。まだすべてオープンなんだ。それから、コッパ・イタリアでもうまくやることを考えないとね」

「(J・セーザルが退場となったシーンについては、)PKと退場というのは、最大級の罰だ。しかし、私はレフェリーの判定にコメントしたくない。間違っていたとしても、そうじゃなかったとしてもね」