アマゾン川に棲むピンクのイルカ…生きた化石と呼ばれる珍しい生き物
イルカの多くは海に生息しますが、淡水で生活するカワイルカと呼ばれる種もあります。
今回ご紹介する「アマゾンカワイルカ」はその名の通りアマゾン流域に暮らし、3500万年前の原始的なクジラと同じ特徴を備えていることから、“生きた化石”とも呼ばれています。
体色は暗い茶色、灰色、クリーム色など様々なようですが、やはり特徴的なのは明るいピンク色で、別名にはピンクカワイルカなどピンクの付くものが多いようです。
成長したオスは平均して体長2.8m、体重150kg程になり、カワイルカとしては最大種。アマゾン川の上流から下流まで広範囲に生息しているとのことです。
細長いくちばしのような口も特徴的。川底に生息するカニや小魚を食べます。
通常2頭で行動し、3頭以上で行動することは少ないそうですが、極まれに20頭ほどの大群になることもあるそうです。
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2頭が基本というのが、余計に仲の良さを感じますね。
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人間と仲良くなることも可能なようです。
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ユーモラスな顔ですが、首は柔軟性があって90度傾けることも可能だそうです。
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生物学的には古いとは言え、こうして見ると普通のイルカと変わりませんね。
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