バイエルン・ミュンヘンMFバスティアン・シュヴァインシュタイガーは、15日に行われたインテルとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグで、試合後にインテルDFマルコ・マテラッツィから何度も挑発されたと不満をあらわにした。

シュヴァインシュタイガーは「2006年ワールドカップのときの(ジネディーヌ・)ジダンの気持ちが分かったよ。マテラッツィは試合前、ドレッシングルームから僕を挑発し始めて、それからずっとやめなかった。正しい振る舞いじゃない」と話している。

マテラッツィはこれに納得していないようだ。同選手は自身の公式サイト上で、「シュヴァインシュタイガーは少なくとも2週間前から話していた。挑発したのが自分だったら良かったんだがな」と反論している。

「オレを挑発者だとしたシュヴァインシュタイガーには2つ言っておこう。残念だけど、彼は少なくとも2週間前から話していた。順番に言うと、昨夜(15日)はマドリッドでの試合のリベンジだと言った。そして、オレたちがイタリア人らしい試合をするか見てみたいと言った。ミランのヤツらの顔しか知らないと言った(今じゃオレたちの顔も分かると思うが)。挑発したのが自分だったら良かったんだがな。勝つ前じゃなく、勝ってからしゃべった方が良いということを、オレが彼に思い出させたことに触れなければね」