喪章をつけてのプレーする長友佑都 (C) GPG-BPA/PHOTO KISHIMOTO

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三陸沖を震源とする東日本巨大地震は、3月11日の発生から5日目を迎えた。

気象庁は、地震の大きさを示す指標値であるマグニチュードを、発生直後の7.9から最終的には9.0へと修正した。USGS(アメリカ地質調査所)の調査によると、この規模での地震は1900年以降に世界で発生した中でも4番目のものだという。

その影響は広範囲に波及し、火災や津波でも多くの命が奪われているばかりか、福島第1原子力発電所から大量の放射性物質が出ているなど依然予断を許さない状況だ。

それでも人々は復旧作業に明け暮れ、その支援や激励の声は世界中から寄せられている。スポーツ界でも、日本を離れて戦う長友佑都、内田篤人ら日本人選手が目に見えるカタチで日本へと激励を送り、また、リーガ・エスパニョーラ第28節では、バルセロナが対戦チームのセビリアの選手とともに「頑張れ!日本!僕らは君と共にいる。」という横断幕を掲げた。サッカー界における激励の声を以下にまとめてみた。

【画像】内田篤人〜「日本の皆へ。少しでも多くの命が救われますように。共に生きよう!」
【画像】長友佑都〜喪章をつけてのプレー




被災した日本に対し、リーガ・エスパニョーラから励ましの声
11日に起きた東北地方太平洋沖地震により甚大な被害を被った日本に対して、リーガ・エスパニョーラからも励ましの声が届いている。
12日および13日に各地行われた第28節では、いずれのスタジアムでも開始前に1分間の黙祷が捧げられた。中でも日本に多くのファンを持つR・マドリードは、12日に本拠地サンチャゴ・ベルナベウで行われたエルクレス戦
[記事全文] - リーガニュース(WOWOW)(写真=フォート・キシモト)





インテル喪章をつけてプレー、レオナルド監督「我々はあなたたちと共にいる」
11日にセリエA第29節のインテル対ブレシアが行われ、両チームが日本に哀悼の意を表して喪章をつけてプレーした。左サイドバックとして先発した長友佑都は79分まで出場。試合はインテルがエトーのゴールで先制するも、カラッチョロにCKから決められ、1−1で引き分けた
[記事全文] - FOOTBALL WEEKLY(写真=フォート・キシモト)





吉田とカレンが所属するVVVは喪章をつけてプレー「たくさんの人が日本の事を心配してくれている」
13日に行われたオランダ・エールディヴィジ第27節で、日本代表DF吉田麻也とFWカレン・ロバートが所属するVVVフェンロは、日本で起こった東北太平洋沖地震を受けて、喪章をつけてプレーした。
吉田は、自身の公式ブログを通して、自分が提案するより先に、数名のチームメートが「ウチには2人も日本人選手がいるんだから!」
[記事全文] - SOCCER KING