決勝ゴールの李のボレーシュート(Photo by Tsutomu KISHIMOTO)

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アジアカップは日本が延長戦の末にオーストラリアを1−0で下して優勝した。以下は試合後の李忠成のコメント。

「信じ続けた結果でした。出られないときは無茶苦茶ショックでしたけど、でもベンチワークが良かったと思います。このスタッフはすごく気を使ってくれましたし、素晴らしかったと思います。サッカーの神様はいると思います。ふて腐らずにやった結果だと思います。でもこれで安心するのではなくて、これからだと思うので、これからの練習をがんばっていきたいと思います。

ヨルダン戦より落ち着けました。思い切りよくやると思ってやっていましたし、初戦より間違いなくよかったと思いますし、間違いなく次はもっと良くなると思います。代表って自分の憧れだったんですよ。もっともっといいプレーが見せられると自分では思っています。

ゴールの場面は、相手がニアサイドに食いついてきてくれました。あのボレーは思い切りよくというのだけを考えていました。トラップしたらトラップミスしたでしょう。直感的にトラップはダメだと思いましたし、振り切ることを考えました。僕は日本の文化と韓国の文化と、両方の文化で育ってきていて、日本の文化に感謝している部分がありますし、どちらも祖国だと思って愛していますし、尊敬もしていますし、尊重もしているので、日本に恩返しができて本当に良かったと思います」

現地レポート/森雅史