台湾の「1111人力銀行」が行ったオンライン世論調査で、台湾の会社員のうち55.47%が「反韓感情」を持っていることが1日、明らかになった。男性では68.7%、女性は44.6%が「韓国は嫌い」との見方を示した。

 11月17日に広州アジア大会のテコンドー女子49キロ級で、台湾の楊淑君選手が失格となり、韓国への強い反発が発生したことを受け、同月末までの期間に調査した。

◆「反韓感情を持つ」と回答した人に、理由を尋ねた結果は以下の通り。

(1)韓国の審判は国際的なスポーツ大会で、これまで何度も不公正な判定をしたから…44.01%

(2)もともと韓国人が嫌い…34.07%

(3)韓国のスポーツ関係者たちの対処が不十分…17.03%

◆「反韓をどのような形で表現するのか」という質問に対する回答状況は以下の通り(複数回答)。

(1)インターネットを通じて、政府が国際訴訟を提起するよう積極的に訴える…41.73%

(2)韓国製品の不買…37.45%

(3)韓国ドラマや音楽を視聴しない…29.57%

(4)韓国旅行をしない…26.42%

(5)韓国料理を食べない…19.69%

◆「反韓感情を持たない」と答えた回答者は44.49%だった。理由は、以下の通り。

(1)テコンドー事件に関与したのは一部の韓国人にすぎない…77.8%

(2)台湾選手の監督陣が準備不足だった…7.07%

(3)自分には直接関係しない…5.3%

 反韓感情を持たないと答えた回答者も、7割以上が楊淑君選手の失格は韓国側に原因があるとの見方を示したことから、一部の韓国メディアは「失格は本人のミスであり韓国人とは何の関係もない」、「反韓感情は、台湾の政界やマスコミがあおり、誤った情報で大衆を洗脳させた結果」と主張した。(編集担当:新川悠)



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