3日のラツィオ対ブレッシァ戦で退場処分となったブレッシァMFアレッサンドロ・ディアマンテは、怒りをあらわにしていたが、その代償は大きかったようだ。スポーツ判事は5日、同選手に3試合の出場停止処分を科したのである。

ディアマンティはラツィオ戦の79分、2枚目のイエローカードを受けて退場となった。だが、同選手はチェーリ主審の判定に納得がいかず、「主審を侮辱」(スポーツ判事)。チェーリ主審は報告書にこの事実を記載し、ディアマンティは今後3試合に出場できないこととなった。

ブレッシァは異議を申し立てると発表したものの、ジーノ・コリオーニ会長は「カンピオーネ(最高の選手)になりたければ、彼は成長し、ああいう振る舞いを避けなければいけない」と、ディアマンティに苦言を呈している。

そのほか、フィオレンティーナMFリッカルド・モントリーヴォやジェノアDFエミリアーノ・モレッティ、チェゼーナMFジュゼッペ・コルッチが1試合の出場停止。また、インテルDFクリスティアン・キヴが昨季のコッパ・イタリア決勝(1−0でインテルがローマに勝利)の件で処分対象とされている。

キヴはローマの本拠地オリンピコで行われた決勝の試合後、「対戦相手のサポーターに対し、明らかに下品で侮辱的ジェスチャーを繰り返し行った」として、規律委員会にかけられることとなった。なお、インテルも監督責任があるとして規律委員会にかけられることとなる。