16日に行われたセリエA第34節のユヴェントス戦で、2点目となるゴールを挙げたインテルFWサミュエル・エトー。同選手はチームのパフォーマンスに次のような賛辞を送っている。

「難しい試合だったよ。ナーバスだった。でも大事なのは、オレたちが勝ったということ。そして、火曜にビッグマッチが待っているということだ。オレのゴールよりも、チーム全体が重要だった。オレのゴールは、ちょっと安心できるようになったというだけさ。何が気に入ったか? マイコンの素晴らしいゴールは、リーグで最も美しい得点だったと思う。ただそれだけじゃなく、ハートが気に入った。残り試合は少ない。オレたちはファイトを続けなければいけないよ。やれるはずだ」

インテルは20日のチャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグでバルセロナと対戦する。エトーにとっては特別な試合となるだろう。彼はバルセロナで5シーズンを過ごしている。

「落ち着いて試合への準備をしなければいけない。頭の中で試合のことをイメージし、試合のことを感じていかなければいけない。こういう試合は足よりも頭でやるものだからだ。バルセロナ相手にゴールを決めたら喜ぶか? サン・シーロでの試合で決められたら、もちろん喜ぶよ。でもカンプ・ノウで決めても、喜ばないだろうな。オレたちは歴史をつくるという夢を抱いている。バルセロナは現時点で世界最高のチームだけど、どんな試合にだってそれぞれのストーリーがあるものだよ」