セリエA第30節を終えて、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内のリーグ4位につけているパレルモ。マウリツィオ・ザンパリーニ会長は、来季のCL出場に向けて自信を示している。

「昨日(24日)のジェノア戦を見て、私はさらにチームがCLに出場すると確信している。私は強くそれを望んでいるし、昨日のパレルモはそれを実現できるところを示した。チームはとてもうまくやっており、我々は信じている。それに、我々にはデリオ・ロッシ監督がいるんだ。素晴らしい労働者というだけじゃなく、彼はインテリジェントな人間だよ。私は彼をすごく信頼しているんだ。すでに契約延長に向けて動いている。私はさらに5、6年の契約を彼とかわす準備があるんだ」

だが、4位争いはますます激しいものとなっている。

「私が最も恐れているライバルはユヴェントスだ。そういう目標に向けて戦うのは、彼らのDNAなんだよ。だが、今の我々はユヴェントスより強い。GKも守備陣も、中盤もウチの方が強いんだ。攻撃陣も互角だね。彼らには経験があるが、我々には若さがある」

一方、ザンパリーニ会長はスクデット争いについて、「インテルが優勝するだろう。大きなリードを保ってね」とコメント。パレルモがいつかスクデットを獲得するかどうかについては、「奇跡が起きるのは50年ごとだ。全力を尽くすよ」と語った。