プレミアリーグのエヴァトンは23日、イングランド代表DFジョレオン・レスコットの移籍金について、マンチェスター・シティと合意に達したと認めた。シティがついに、2400万ポンド（約37億4000万円）というエヴァトンの評価額に見合うオファーを出したためで、レスコットは24日にメディカルチェックを受け、正式契約となる。

エヴァトンのデイヴィッド・モイーズ監督は同日、０−１で敗れたバーンリー戦後に、レスコットの移籍について訊かれると、「もし彼ら（シティ）が近いというのならそうなんだろう。だが、あの選手にふさわしい価格なんだから、こんなに長い間待たされるべきじゃなかった。レアル・マドリーは、シーズンが終了した１週間後にはマンチェスター・ユナイテッドのクリスティアーノ・ロナウドを獲得するために移籍金を提示した。もし、６月に移籍金の提示があれば、我々にとってももっとやりやすかった。（代わりの選手を探すには）時間が短すぎる」と話した。