4月6日付けのファミ通.comによると、バンダイナムコの人気RPG「テイルズオブヴェスペリア」(以下TOV)がプレイステーション3(以下PS3)で発売される事が決定。
さらにこの映画版の制作も発表された。
しかし、今回の発表で昨年発売されたXbox360(以下360)版を購入したユーザーからは、一部ではあるが批判の声もあがっている。

今回のPS3版では新キャラの追加が確認されており、それに合わせたイベントも追加されている。
またメインシナリオ部分をフルボイス化する事も発表された。
360版でも「ボイスが少ない」という声があがっていただけに嬉しい追加要素と言えるだろう。

また、同作の映画も2009年公開予定である事を発表。
ゲーム本編より以前の出来事が語られるらしく、主人公ユーリと親友のフレンの事が描かれるらしい。
PS3版「TOV」には映画との連動要素もあるらしく、ファンは要チェックだ。

「TOV」は国内据え置き機では販売台数最下位の360用に、2008年8月に発売された。
目立った特長はないものの、遊びやすいシステムやキャラの人気といった部分でプレイヤーからは高い評価を得ている。
それだけに今回のPS3版登場は、より多くの人にプレイしてもらいたいというバンダイナムコの気持ちもあるのかもしれない。
発売日はまだ未定だが、新要素がいくつか追加されているので、ファンならPS3版も手に入れたいところ。

一方で360版とPS3版では、「メインシナリオのフルボイス化」「新キャラクター」「映画版との連動要素」の他にも追加要素が入る可能性も高く、「360版は何だったのか?」という怒りの声もあがっている。
後発で発売されるだけに追加要素は仕方がないとも思われるのだが、購入したユーザーにすれば同じ値段を払って、あとから様々な要素を追加して発売するという形に不満を覚えるユーザーがいるのも確かなようだ。

今後も何かと議論されそうな今回の発表ではあるが、はたしてどうなるのか?

(編集部:林 裕之)

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【参照】
ファミ通.com

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