ACミラン、ユベントスそしてナポリの三つ巴で争われる“ビッラ・モレッティ杯”が21日、ナポリのサン・パウロ・スタジアムで行われ、ナポリとACミランをPKの末に下したユベントスが優勝を収めた。

 試合後インタビューに応じたユベントスのクラウディオ・ラニエリ監督は「各国の代表選手が不在だったので、ユースの選手にも出場機会を与えた。また、彼らはイングランドとドイツで行われた親善試合でも経験を積んでいた。今夏は、全選手にとって有意義な練習が行えた」と手応えを口にした。

 一方、ACミラン戦で相手選手と接触し、途中交代となったMFパベル・ネドベドについてラニエリ監督は「重傷でないないことを願っている。ネドベドはインフルエンザにかかっており、抗生物質を摂取して試合に臨んでいた。相手選手との接触もあり、ネドベドの交代を決断した」と説明した。