ASローマから正式に獲得オファーを受けたルーマニア代表FWアドリアン・ムトゥ(29)だったが、フィオレンティーナ残留が決定的となった。

フィオレンティーナのアンドレア・デッラ・バーレ会長は「ムトゥの移籍問題は解決した。アドリアンはフィレンツェに残る。彼との話し合いは5分で終了した。彼は自身の重要性を理解し、我々は彼のクラブに対する愛情を確認することができた。色々な憶測が流れたが、我々の間に確執はない。フィオレンティーナは今後もアドリアンと共に進んでいく」とコメント。ムトゥの残留を断言した。

一方、ASローマのルチャーノ・スパレッティ監督は「どうやら失敗に終わったようだが、ムトゥ獲得に至らなかったのはクラブの責任ではない。しかし、数名の補強は必要だ。移籍市場が閉鎖されるまではまだ時間があるので、適切な選手の獲得を焦らずに検討する」と明かした。