16日に行われたスペインリーグの試合で、首位のレアル・マドリーが、下位に低迷するベティスに1−2で敗れるという波乱があった。
 前節のバジャドリー戦で7ゴールをたたき込んだレアル・マドリーはキックオフから攻撃力全開で、6分にはロッベンのパスからドレンテが決めて先制。しかし、ベティスは32分にエドゥが頭で押し込んで追いつくと、その4分後にはエドゥのクロスから元リヴァプールのマルク・ゴンサレスが高いヘディングでネットを揺らし逆転に成功した。
 レアル・マドリーは後半にファン・ニステルローイが絶好のチャンスを逃したこともあって得点はならず。今季4敗目を喫した。
 
 一方、2位のバルセロナはアウェイでサラゴサと対戦。34分にデコのパスからアンリがゴールを決めて先制すると、53分にオリヴェイラのゴールで追いつかれるが、途中出場していたロナウジーニョが83分に相手のハンドボールで得たPKを落ち着いて決めて、2−1で勝利した。
 これで首位レアルとの差は5ポイントに縮まった。
 
 また、セビージャはアウェイで5位エスパニョールと対戦、ファビアーノとカヌーテのゴールで先制すると、後半にもポウルセンとカペルがネットを揺らし、相手の反撃を2点に留めて、4−2で勝利。ここ4試合で3勝1分とし、順位を6位まで上げてきた。

・[選手名鑑]ロイストン・ドレンテティエリ・アンリロナウジーニョ - 選手を評価しよう!