2002年日韓ワールドカップでは不本意なグループリーグ敗退を喫しながら、2004年アテネオリンピックでは見事にアルゼンチン代表を優勝に導いたビエルサ。2004年以降は監督業に就かず、充電期間に充てていた同氏だが、この度チリ代表の監督に就任することになった。契約は３年間。ビエルサ監督はチリ代表を2010年南アフリカワールドカップに出場させることに全力投球するとのこと。当然ながら、母国アルゼンチンとも出場を巡って予選を戦うことになる。アルゼンチン代表の多くの選手の特徴を熟知しているだけに、アルゼンチンにとっても脅威となる。ビエルサ監督がチリ代表をどのように強化していくのか、注目が集まっている。