ブンデスリーガの名門バイエルン・ミュンヘン移籍が噂されるフィオレンティーナFWルカ・トニの去就に対して27日、会長ディエゴ・デッラ・バッレが自身の見解を述べている。デッラ・バーレ会長は「トニの件に関しては、彼と直接話し合うことすらないだろう。自分と彼は現在の状況を熟知している。彼は彼自身で決断をしただろうし、彼のようなワールドカップ優勝メンバーで偉大な選手に対しては本人の考えを尊重するべきだろう」と説明し、続けて「パッツィーニとムトゥが将来のフィオレンティーナの攻撃を支えるだろうし、(移籍市場で)補強選手がチームに加入することになるだろうから、(FW陣の)競争意識も高まる」とコメント。チームの大黒柱の移籍可能性にも、強気な姿勢をアピールしている。