小林祐希、ヘーレンフェーン退団決定 インスタで報告

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ヘーレンフェーンに所属する日本代表MF小林祐希(26)が今シーズン終了後の退団決定を報告した。

東京ヴェルディ下部組織出身の小林は2010年に2種登録選手としてトップチーム入りすると、2011年に正式昇格。2012年途中からジュビロ磐田に加わり、2016年夏にヘーレンフェーン移籍が決定した。

ヘーレンフェーン加入3年目の今シーズンは公式戦26試合に出場して6アシストの活躍を見せ、通算94試合3得点6アシストをマーク。2016年6月にデビューしたA代表においては6試合1得点を記録している。

小林は29日、自身のインスタグラム(4yuki.kobayashi)を更新。次のように綴り、ヘーレンフェーンに関わる人々に感謝の言葉をおくると共に、今シーズンいっぱいの活躍を誓った。

「今シーズン限りでヘーレンフェーンを去ることが決まりました。クラブに関わる全ての人に感謝しています。移籍したばかりの頃は言葉も分からないし文化も違うので大変なシーズンになる事を予想していました。結果は全く逆で、最高に楽しくて毎日本当に幸せだった」

「監督、コーチ、チームメイトに恵まれました。支えてくれたみんな、ありがとう。いつも最高の応援をしてくれたサポーターの皆さんにも感謝しています。僕の歌を歌って迎え入れてくれた時は泣きそうになるぐらい嬉しかった。本当にありがとう。また新しくヘーレンフェーンに来る選手たちも同様に温かく迎えてあげてほしい」

「沢山ゴールを決めたり、アシストをする事は出来なくて悔しい思いも沢山ありました。でも、いつもチームのことを1番に考えてプレーしてきました。選手としても人としても成長させてくれたヘーレンフェーンというクラブに本当に感謝しています。シーズン終了まで残り数試合。全力で戦ってプレーオフに進出出来るように頑張りたい。最後までサポートよろしくお願いします!」

なお、小林の契約は今シーズン限り。事前の報道で、財政的に厳しいヘーレンフェーンにEU圏外選手の最低年俸30万ユーロ(約3800万円)を支払う余裕がなく、小林の契約にある2年の延長オプション行使に懐疑的な見方が強まっていた。