インテルへ移籍志願書を提出したペリシッチ photo/Getty Images

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2015年よりインテルに在籍し、クロアチア代表として昨夏のロシアW杯にも出場したMFイヴァン・ペリシッチ。長きにわたり同クラブのサイド攻撃を牽引しているものの、アーセナルへの移籍の噂が複数のメディアで報じられている。

英『The Guardian』や『BBC SPORT』などによると、ローン移籍での同選手の獲得を目論むアーセナルの申し出を、インテル側が拒否(3500万ポンドでの買取オプションつき)。しかしその一方で、ペリシッチがインテルにトランスファーリクエスト(移籍志願書)を提出したことが両メディアによって明かされた。

「彼が移籍志願書を提出したのは確かだ。我々としては彼の要求を聞き入れなければならない。数日間様子を見ることになるだろう」と語ったインテルのジュゼッペ・マロッタ氏(クラブディレクター)だが、仮にペリシッチの今冬の移籍が実現すれば、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権確保を目論む同クラブにとって痛手となる。インテルとしては同選手の代役確保を見据え、少しでも多くの移籍金を先方から得たいところだが、この移籍の噂はどのような決着を見るだろうか。