1日放送、日本テレビ「ズームイン!!サタデー」に、読売巨人軍の宮本和知・投手コーチが出演。フリーエージェントで広島東洋カープから巨人への移籍を決めた丸佳浩に言及した。

2年連続でセ・リーグのMVPを受賞し、広島の3連覇に貢献した丸。今年は自身最多の39本塁打を放ち、6年連続となるゴールデングラブ賞も受賞している。

丸が巨人を選んだことは事前に知らなかったという宮本コーチは、「選んでくれたのは本当にうれしい」「ちょっとドキドキしますね」と喜んだ。

決して高身長ではない丸が長打を打てることをたたえた宮本コーチは、さらに「一番すごいところ」は出塁率の高さだと指摘。4割6分8厘と「ほぼ2回に1回は塁に出る」ほどで、四球を見極める選球眼も良いと称賛する。

メディアは丸が3番を務めると予想しており、宮本コーチは「問題はその後を打つ4番」とコメント。今年4番の座を手にした岡本和真が「今年みたいな活躍をすれば、(出塁率が高い)丸くんを獲ったのが生きる」と期待を寄せた。

宮本コーチは「これから巨人“丸”として大海原に出ていくわけですよ」とコメント。「出世魚で言うならば、ワカシ・イナダ・ワラサあたりかな」と、丸にはさらに成長する余地があると話す。

最後に、宮本コーチは「もっと脂のって、ジャアインツでブリになりましょうよ」「選手をどんどん引っ張っていただいて、この大海原で一緒に戦いたい。これから寒ブリなんか最高ですから」と、独特な表現で丸に呼びかけた。