バンド結成15周年記念ツアー「アニメ縛り」で、2018年4月14日の西川口を皮切りに全国21公演の最中であるFLOWが、その合間を縫ってマチ★アソビ vol.20でスペシャルトークショーを開催しました。アニメのタイアップ曲も多く担当しているFLOWですが、そのタイアップがFLOWの「可能性」を広げることになったのだそうです。

マチ★アソビ vol.20 2018.05.04~05.06開催

http://www.machiasobi.com/

イベントが始まる前から会場は超満員。



FLOWが登場する頃には、会場横にかかっている橋の上にも観客が並んでいました。



登壇したのはufotableの近藤光さんと、司会を担当するKADOKAWA・弓岡雅子さん。FLOWは5月5日(土)にツアー8カ所目として徳島のclub GRINDHOUSEを訪れることになっていて、近藤さんが声をかけたところマチ★アソビへ来てくれることになったとのこと。



FLOWのメンバーは大人気ナンバー「GO!!!」のサビと観客の手拍子に迎えられて入場。ライブでは定番となっている観客による「We are Fighting Dreamers」のコールに、嬉しそうに応えていました。左からドラムのIWASAKIさん、ギターのTAKEさん、ボーカルのKOHSHIさん、同じくKEIGOさん。



ステージ登壇者側から見るとこんな密度だったようです。



FLOWはマチ★アソビ vol.19にも登場し、「テイルズ オブ ベルセリア」の「BURN」など12曲を披露し、超満員の会場を熱狂させました。今回は全国公演中ということもありトークイベントでの登場。まずはそのライブについて、眉山山頂の野外ステージという独特な場所でのライブながら、そこでしか味わえない楽しさと熱があったと語りました。



FLOWはこれまでにアニメのタイアップ曲を20曲以上手がけています。KEIGOさんによると、このタイアップによる「出会い」がFLOWの可能性を広げ、海外公演にまでつながったのだそうです。



2006年にアメリカ・ダラスで開催された「AnimeFest 2006」に参加して初の海外公演を行うと、2011年以降はほぼ年1回以上は海外公演を実施。2015年には「FLOW WORLD TOUR 2015 極」と題して日本、台湾、アメリカ、ペルー、ブラジル、アルゼンチン、チリ、カナダで合計13カ所でのライブを開催。

海外のファンは日本のファンとはまた異なる楽しみ方をしていて、ブラジルではウェーブをするための合図をかけると全員が同時に飛び上がったとのこと。このエピソードには、会場が笑いで包まれました。



数多くのタイアップをしてきたFLOWに近藤さんがコラボしてみたい作品を問いかけてみると、すかさずTAKEさんが「ポプテピピック」と回答し、会場に爆笑をもたらしました。なにか化学反応が起きて、すごい曲が生まれてしまうかもしれないという気はします。



トークイベントのラストでは、会場の観客との記念撮影が行われました。



撮影後「もう1枚」となり、「せっかくカッコ良く去るところだったのに」とTAKEさんが文句を言って会場は大笑い。最後の最後まで笑い声の絶えないトークイベントでした。



このとき撮影された記念写真は、FLOWの公式Twitterで見ることができます。





なお、事前に予定されていたイベントはこのスペシャルトークショーだけだったのですが、夜に開催された「マチ★アソビ DJ-NIGHT」にKOHSHIさんが飛び入り参加。全員で「GO!!!」大合唱となり、大いに盛り上がったとのことです。