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西武鉄道は25日、西武新宿〜拝島間の有料座席指定列車「拝島ライナー」を3月10日から運行開始すると発表した。40000系のロング・クロスシート転換車両を使用し、平日・土休日の夕夜間に下り5本を運行する。

同社のダイヤ改正に合わせて運行開始する「拝島ライナー」は、利用者の要望に応えて着席機会を拡大し、帰宅時間帯における拝島線エリアの快適性向上を図る。停車駅は新宿線西武新宿駅・高田馬場駅と拝島線小平〜拝島間各駅。平日・土休日ともに18時台以降に1時間間隔で運行され、西武新宿駅は18〜22時台の毎時15分発、高田馬場駅は18〜22時台の毎時18分発に時刻が統一された。小平駅ではすべての列車が新宿線所沢方面の列車と接続。西武新宿〜拝島間の所要時間は平日46〜47分、土休日43〜44分となる。

西武新宿駅・高田馬場駅では1両あたり4カ所あるドアのうち1カ所(1号車は後寄り、2〜10号車は前寄りのドア)が開扉し、乗車する際は乗車券の他に指定券の事前購入が必要となる。指定料金は大人300円・小児150円(指定券の事前購入なしで乗車した場合、発売額に200円加算)。小平駅以降の停車駅ではすべてのドアが開扉し、小平駅から拝島線内のみ利用する場合は指定券不要。乗車する際は「空いている座席をご利用ください。なお、指定券をお持ちのお客さまがいらっしゃったら席をお譲りください」とのこと。

指定券は運行開始日1カ月前の2月10日7時から販売開始。西武新宿駅・高田馬場駅の駅窓口と指定券券売機(当日分のみ)、小平〜拝島間各駅の駅窓口で購入できるほか、チケットレスサービス「Smooz」での購入、インターネット予約サービスでの予約も可能となっている。