14日放送、テレビ朝日「報道ステーション」では、ナゴヤドームで行われたオールスターゲームに出場したばかりの福岡ソフトバンクホークス・柳田悠岐がゲスト出演。代名詞となっているフルスイングについて語った他、参考にしたという意外な選手の名を挙げた。

打率、ホームラン、打点の3部門でリーグトップの記録を残した前半戦好調の要因を「フライを打ちにいけてるのと、打席でリラックスできてる」と分析した柳田。その源となっているフルスイングのスイングスピードを番組で測定すると149.6kmという結果が出た。

解説の稲葉篤紀氏が「フルスイングできるのはすごいんですけど、誰でもできる。バッターボックスでフルスイングして結果を残すというのはできない」と絶賛すると、柳田はフルスイングをするようになったきっかけを「試合で詰まってもヒットゾーンに行ったりとか、相手の野手が1歩目遅れたりとか、ヒットゾーンが増えた。それで、これ(フルスイング)でいった方がいいかなと思いました」と語った。

また、フルスイングは大学時代から意識するようになったという柳田。バットが背中に着きそうになるほどのスイングについて、参考にした選手を訊かれると「『ダイヤのA』っていう漫画があるんですけど、それの轟雷市っていうキャラがいる。それを見て『こいつになりたい』と思いました」とニヤリ。富川悠太アナウンサーからメジャー志向について訊かれると、「気持ちはないことはない」と言うに留めた。