麺が細くなり、夏にぴったりなのど越しに!「冷し中華」(480円)

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ファミリーマートでは本格的な暑さの到来を前に、冷し中華の麺とスープのリニューアルを実施。6月27日(火)より、夏仕様に生まれ変わった人気の冷し中華3種類と、新商品「中華涼麺(ピリ辛ごまスープ)」(550円)の販売を開始した(「中華涼麺(ピリ辛ごまスープ)」は北海道を除いて販売)。

【写真を見る】山椒を効かせ、ザーサイと筍を混ぜた肉そぼろが自慢!「中華涼麺(ピリ辛ごまスープ)」(550円)

今年3月から同社が販売している冷し中華のラインアップは、「冷し中華」(480円)、「具だくさんミニ冷し中華」(350円)、「ごまだれ冷し中華」(470円)の3種類。外はモチモチ、中はプリッとした食感と、豊かなたまごの風味が魅力の“3層たまご麺”を採用し、好評を博している。

■ 麺を細くすることでのど越しの良さを追求

今回のリニューアルでは、“3層たまご麺”のおいしさはそのままに、麺を0.2mm細くし、のど越しを向上させた。さらに、スープにレモン果汁を加え、よりさっぱりした味わいに仕上げている。真夏に向けた冷し中華のリニューアルで、同社が麺の細さを変えるのは、今回が初の試みだという。

「気温が高くなると食欲が減退するお客様もいらっしゃいますので、のど越しを重視し、すすりやすい麺の細さにしました」と話すのは、ファミリーマート 商品本部 調理麺担当の山田忍さん。0.2mmと聞くとわずかな変化に思えるが、実際に食べ比べてみると、口に入れた時の印象の違いに驚かされる。

リニューアル前の麺はモチッとした食感が強く感じられ、ボリュームがあるが、新しい麺は大げさに言うと、麺がツルッと自ら口に飛び込んでくるようなイメージ。それぐらいすすりやすく、これは確かに夏バテで食欲がない時にも食べやすい。

スープも比較してみると、酸味の効かせ具合が明らかに違う。リニューアル後のスープはレモンの風味が実に爽やか。それでいて、その他の素材の旨味も絶妙に主張し合う、奥深い味わいだ。

麺を細くする方向性は決まっていても、スープの開発には苦労したそうで、「どのようにしてさっぱり感を出すのかが難しかったです。レモン果汁を入れるだけでは、スープ全体のバランスが変わってしまうため、その他の要素を足したり減らしたりし、さまざまなサンプルを食べ比べました」と山田さんは振り返る。

■ 選ぶ楽しさも広がる豊富な商品展開

それぞれ味にこだわり抜いた、種類豊富な冷し中華がそろうのも、ファミリーマートならではの強み。例えば通常サイズの「冷し中華」は、チャーシューにアンデス高原豚のロース肉を使用しているが、「具だくさんミニ冷し中華」では、デンマーク産豚バラ肉のチャーシューを用いている。「単にスケールダウンしたものではありません」と山田さん。

また、千切りのハムではなく、チャーシューを使っている点もポイント。山田さんは「わざわざコンビニでお金を出して買っていただいても、満足いただける仕立てになっています」と胸を張る。

コンビニエンスストアでは珍しい「ごまだれ冷し中華」も好評とのこと。ごまだれは味が濃いため、以前は冷し中華の販売を開始した直後の寒い時期限定の商品だったが、昨年から夏のレギュラー商品に仲間入りをした。

そして新たにラインアップに加わった「中華涼麺(ピリ辛ごまスープ)」は、味わい深い辛口スープと、山椒を効かせてスパイシーに仕上げた、肉そぼろが味の決め手。肉そぼろを入れると味の印象がガラッと変わるため、後乗せで味の変化を楽しむのがおすすめだ。エビや中華クラゲも入った、豪華な担々麺風の冷し中華となっている。

のど越し抜群の麺と、すっきり爽やかなスープ。その日の気分に合わせて選べる、種類豊富な品ぞろえ。こだわりがたっぷり詰まったファミリーマートの冷し中華で、猛暑が予想される今年の夏を乗り切ろう!【ウォーカープラス編集部/水梨かおる】

※一部地域では麺やスープの仕様が異なる