菅野智之(写真:Getty Images)

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プロ野球2017年シーズン開幕から1ヵ月、WBC出場組の明暗が分かれる中、巨人・菅野智之は、ここまで3勝。目下2試合では完封勝利を挙げるなど、好調を維持している。

すると、1日、日本テレビ「NEWS ZERO」では「プロ野球に“春の嵐”山本昌が徹底分析!」として、野球解説者・山本氏が菅野を直撃。2試合連続完封勝利に繋がった、“きっかけ”を尋ねた。

「(WBCと)ボールの違いとか気になりませんでした?」という山本氏に、菅野は「僕の場合は、正直WBCのボールは投げ辛かったです」と返答、「日本のボールに返った時に、ものすごく投げやすさを感じて、本当に自在にコントロールできるなって感じた」と、WBCがよい影響を与えているとした。

そんな菅野が、飛躍のきっかけと語ったのは、先月11日の広島戦だった。5回まで無失点に抑えていたが、6回に突如乱れて5失点を喫した苦い試合である。

「1点も取られたくないっていう感覚で全部コーナーに投げて、全球勝負球っていう感覚で投げてて、体力的にも気持ち的にも疲れてしまった。特に広島戦では、5回終わった時に『まだ5回しか終わってないのか』っていう気持ちになった」と振り返った菅野は、この試合をきっかけに、「それじゃシーズンもたないっていうふうに自分で考えて、最近ここ2試合は遊び心を持ちながら、気持ちも力の配分も軽く投げている感じ」とピッチング内容の変化を明かした。

VTRが終わると、「10割の力が全力だとすると、9割の力で投げることを言ってる」と補足した山本氏。「9割の力で投げることによって腕がしなって球が走ることがある。そしてバランスがよくなってコントロールが安定する」などと、脱力した菅野の投球術を解説した。