学生の窓口編集部

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秋は紅葉のシーズン! ということで、秋のレジャーとして紅葉スポットを訪れようと考えている人も多いでしょう。ただ、いくら紅葉を楽しみたいといっても、都心から遠く離れた場所まで行くのはなかなか面倒。そこで今回は、そんなに時間をかけなくても行ける「都内近郊の紅葉スポット」をピックアップしてご紹介します。

■都心からすぐに行けるのが魅力!

●六義園(文京区)

23区内にある紅葉スポットの中でも特に美しいと有名なのが、JR駒込駅の南口を出て数分の場所にある『六義園』。徳川5代将軍・綱吉の側近だった柳沢吉保が造営した庭園で、明治時代には岩崎弥太郎が購入し、別邸として整備しました。六義園では紅葉の時期にライトアップが行われ、照らされた葉が池の水面に映る幻想的な風景を楽しむことができます。この美しい風景を見るために海外からも多くの人が訪れます。

開園時間:午前9時-午後5時(11月19日-12月7日までの期間は午後9時まで)
入園料:一般300円/65歳以上150円
※小学生以下および都内在住・在学の中学生は無料
http://teien.tokyo-park.or.jp/contents/index031.html

●江戸東京たてもの園(小金井市)

小金井市にある『江戸東京たてもの園』は、江戸時代から近代までの日本の歴史的建築物を展示した野外博物館。高橋是清邸の一部も移築されており、暗殺された実際の現場を見ることもできます。野外博物館だけに園全体が木々に包まれていて、紅葉の時期はそれらが美しく色づきます。毎年行われるライトアップイベントでは、貴重な建造物と紅葉が鮮やかに照らされます。

開園時間:午前9時30分-午後4時30分(10月から3月までの期間)
入園料:一般400円/65歳以上250円/大学生320円/高校生・中学生200円
※小学生以下および都内在住・在学の中学生は無料
http://tatemonoen.jp/

●等々力渓谷(世田谷区)

東急大井町線の等々力駅すぐの場所にある等々力渓谷は、23区内とは思えないほどの自然に包まれた、都内屈指のヒーリングスポット。秋が深まる時期には、モミジやイチョウといった渓谷の木々が色づき、絶好の紅葉スポットになります。渓谷内を流れる小川のせせらぎも、またしみじみとした情緒を生み出すポイント。ゆっくりと散策路を回るのがお薦めです。渋谷から約20分で行くことのできる立地もGOODです。

開園時間:常時開放、日本庭園のみ午前9時-午後4時30分(3月から10月は午後5時まで)
入園料:無料
http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/106/149/641/644/d00039481.html

●殿ヶ谷戸庭園(国分寺市)

国分寺駅から南にすぐの場所にある庭園。高低差のある自然の地形を生かした回遊式庭園となっており、その美しさから国の名勝にも指定されています。こちらは岩崎彦弥太が買い取り、別邸として利用しました。紅葉の時期には多くの人が訪れ、その美しさを楽しみます。おすすめのスポットは、庭園の北東に位置する「紅葉亭」。ここからは、次郎弁天池を見下ろす絶景が楽しめます。

開園時間:午前9時-午後5時
入園料:一般150円/65歳以上70円
※小学生以下および都内在住・在学の中学生は無料
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index036.html

●向島百花園(墨田区)

江戸時代の学者であり、骨董(こっとう)商であった佐原鞠塢(さわらきくう)が土地を買い取り、360本もの梅の木を植えて造った庭園です。空襲で焼けてしまいますが、戦後に百花園として復され、国の史跡および名勝に指定されました。向島百花園といえば春の梅が有名ですが、秋の紅葉も素晴らしいものです。木だけでなく草花も色づき、アクセントを加えています。

開園時間:午前9時-午後5時
入園料:一般150円/65歳以上70円
※小学生以下および都内在住・在学の中学生は無料
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index032.html

遠くまで行かなくても紅葉が楽しめる、都内近郊のスポットをご紹介しました。特に六義園は山手線圏内とかなり行きやすいにもかかわらず、屈指の紅葉が楽しめるスポット。学校帰りに立ち寄り、美しい景色を楽しむのもいいですよ!

(中田ボンベ@dcp)