3部クラブに辛勝 長谷部はPK戦で失敗「味方に勝たせてもらった」

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 DFBポカール1回戦が21日に行われ、日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトがマグデブルク(3部)と対戦。1−1で90分を終え、延長戦を経てPK戦に突入すると、フランクフルトが4−3と勝利を収めた。長谷部は65分から出場している。

 試合後、長谷部が勝利を振り返った。ブンデスリーガ公式HP日本語版がコメントを伝えている。

 長谷部は後半途中からピッチに立ったが、「もう少し、流れを変えられるようなプレーをしたかったですね」と反省の弁。PK戦では3人目のキッカーを務め、「コースは悪くなかったですが、GKに完全に読まれて防がれました」と、失敗してしまった。

「今日は味方に勝たせてもらったかなと。自分はPKも外しましたし、自分が入ってから失点しましたし。不運な形ではありましたけどね」

 反省を重ねて口にして、チームメイトへの感謝を述べた長谷部。27日に控えるブンデスリーガ開幕に向けて、以下のように抱負を述べた。

「昨シーズンは最後まで残留争いをしてしまいました。今年は(ニコ・コヴァチ)監督も言うように、もう少し落ち着いたシーズンを送ろうと。残留争いに巻き込まれないようにすることが大事だと思います。個人的には、ポジション争いの中でしっかりポジションを勝ち取りたいと思います」

 昨シーズンはリーグ戦を16位でフィニッシュし、昇降格プレーオフを制して残留を決めたフランクフルト。今シーズンはより上位へ進出することができるだろうか。第1節は27日、シャルケとのホームゲームとなる。