篠田麻里子 完全版写真集 「Memories」より

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 元AKBの篠田麻里子(30)が7月1日、能年玲奈(22)、渡辺えり(61)とのスリーショット写真をインスタグラムへ投稿。芸能復帰がウワサされる能年玲奈の最新写真とだけあって注目を集めている一方、篠田麻里子本人には人気便乗の「話題作りではないか」という声が出ている。

■所属事務所との契約切れと同時にインスタ投稿?

 6月末日までと言われてきたレプロとの契約が切れたと思われる能年。7月1日になるや否や、能年の近況を報告したのは篠田だった。篠田は深夜にインスタグラムで能年、渡辺とのスリーショット写真を画像加工してアップ。コメント欄は「能年ちゃん嬉しい」「時の人がいる」と能年の姿に喜ぶ声がズラリと並んだ。

 同投稿は、ファンもメディアも食いつき話題になった。また、タイミングがタイミングなだけに、篠田の事務所サムデイに移籍するのではないかという憶測も出ている。

「サムデイはレプロと同じくバーニングプロダクションの系列事務所と見なされています。それよりも渡辺さんが所属するシス・カンパニーのほうが、実力派俳優である堤真一さん(51)や八嶋智人さん(45)、人気脚本家の三谷幸喜さん(54)が所属しているため能年さんには魅力的かもしれません」(報道関係者)

 ちなみにレプロの公式サイトでは、能年のプロフィールは今だ残ったまま(7月1日現在)。能年の事務所問題は進展が待たれる。

 一方、いち早く能年の写真を公開した篠田に対して「篠田の話題作りに使われた感」「タイミングといいヤラセにも程がある」といった揶揄が飛んでいる。

 最近の篠田は、ドラマやバラエティ番組へコンスタントに出演しているものの、2014年頃からCMやファッションショー、PRイベントへの出演がジワジワ減少中。AKBの神通力が失われつつある。先日には、炎上した実写映画『テラフォーマーズ』にも出演していたが大きな話題にはならず。一部ファンの間ではすでに“オワコン”扱いされている節もある。

「ついにAKB時代に仲の良かった小嶋陽菜さん(28)も卒業を発表しました。小嶋さんはモデル業やタレント業をメインに活動すると見込まれ、篠田さんと仕事がバッティングする可能性があります。踏ん張りどきですね」(前出・関係者)

 表舞台に立てば報道陣が殺到間違いなしの能年の“親しい友人”というポジションで、再び上昇気流に乗れるのか。はたまた便乗作戦は効果なく終ってしまうのか?

文・海保真一(かいほ・しんいち)※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。