天丼てんやが3月3日から季節限定メニューである「桜海老シリーズ」と「華味鳥天丼〜柚子味噌たれ」の提供を開始しています。春の訪れを味わえるというメニューをさっそく食べてきました。

(PDFファイル)春爛漫!てんやの新メニューが3月3日よりスタート!春の訪れを味わう『桜海老天丼』柚子のさわやかな香りが広がる『華味鳥天丼〜柚子味噌たれ』



てんやに到着。店頭にも新しく登場したメニューの看板が掲げられていました。



さっそくお店に入って注文。まずは「華味鳥天丼〜柚子味噌たれ」(税込み690円)を食べてみます。



このメニューは、すでに人気があるという「華味鳥天丼シリーズ」の新作メニューとなるもので、九州産「華味鳥」の天ぷらに、日本食研株式会社との共同開発第3弾となる特製のオリジナル「柚子味噌たれ」をプラスしたものとのこと。味噌の香ばしい香りと、上に添えられている柚子の華やかな香りが漂って来ます。



柔らかい歯ごたえの華味鳥の天ぷらは2枚入り。ほどよくジューシーで、特性の柚子味噌たれとの相性もかなりグッド。淡白な風味がこれから訪れる春の季節を感じさせてくれるようです。



つくねも味噌たれによくマッチしています。



柚子味噌たれの風味もさることながら、上にのせられた柚子の風味がまた格別。口に入れた瞬間に広がる香りが豊かで、柚子好きにはたまらない仕上がりのハズ。



また、れんこんの天ぷらや……



いんげんの風味も、天丼をおなかいっぱいに味わえる一品でした。



別添の半熟玉子をのせるとさらにゴージャスな感じに。



半熟玉子を割って、たれのよくかかったご飯と一緒に食べるのもたまらない瞬間。華味鳥のさわやかな食べ心地と、柚子と味噌の香りが印象的な一品でした。



次に食べてみたのが、見るからにボリューム満点の「桜海老天丼」(税込み830円)。桜海老のかき揚げ、海老、黒海苔、たけのこ、ほうぼう、いんげんという6種の天ぷらをのせた一品です。



えびだけ取ってもこのサイズ。箸にズッシリとした重みを感じるほどで、プリッとした食感が楽しめる大きな海老でした。



たけのこの天ぷらは、柔らかい穂先だけを使っており、柔らかな身と「シャクッ」とかみ切る繊維の食感がとてもグッド。



白身魚のほうぼうは、ホワッとした柔らかな触感。白身魚と天ぷらの相性は、まさに鉄板の組み合わせと呼べるもの。



それにしても、なかなか桜海老のかき揚げにたどり着くことができません。いんげんも定番の天ぷらメニューの一つ。



てんやでは初登場という黒海苔。作る段階で焼かずに乾燥させるという黒海苔を食べてみると、思いのほかボリュームがあることに少し驚き。「パリッ」ではなく「シャクッ」といった食感で、海苔の風味がよく感じられました。



そしてやっと桜海老のかき揚げに到達。丼と同じぐらいのサイズがあって、箸で持ち上げようとしましたがあえなく断念。このかき揚げだけをのせた「桜海老のかき揚げ丼」がメニューに存在しても不思議ではないレベル。



かき揚げの中には、鮮やかな色の桜海老の姿がチラホラ。玉ねぎと三つ葉をあわせて仕上げられており、たれがたっぷり染みこんだジューシーな味わいとサクサクとした食感と、桜海老のほどよい風味が存分に味わえるかき揚げとなっていました。



今回食べてみた「桜海老天丼」と「華味鳥天丼〜柚子味噌たれ」は2016年4月14日までの期間限定メニューとのこと。今回は両メニューとも単品を注文しましたが、小うどんか小そばがセットになったメニューなどのバリエーションもあるとのことです。