学生の窓口編集部

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12月10日放送、「所さん!大変ですよ」(NHK)では、バブル時代のリゾートマンションに住む人たち。

舞台は新潟県湯沢町。バブル期に多くのリゾートマンションが建設されたが、バブルが弾けると売買が行われなくなり、地元民にはゴーストマンションと呼ばれるように。だがここ5年で、そうしたマンションがなんと1000戸以上売れているという。

湯沢町のリゾートマンションが売れており、中でも苗場地区ではここ5年で住所を置く人が倍増したという。2部屋で70万円ほどで買えるといい、公務員を退職した男性が購入。また、画家の男性は妻と別れて5年前に越してきた。100万円なら買えなかったが50万円だったので飛びついたという。年金などを頼りに苗場での暮らしをスタートさせた。

周辺住民に話を聞くと、マンション住民は高齢者ばかり。孤独死もあるという。病院に搬送されても家族と連絡がつかないなど、問題点は多々ある。マンションは50万円ほど。

去年4月に大阪から移り住んできた男性は、数年前に同僚との関係がこじれて退職。実家に身を寄せたが父親に居場所を追われてこの土地に。会社員時代の貯蓄を切り崩して生活しているため、暖房もつけず、布団も前の住人のものを利用している。