「ちなみにハワイの言葉では…」がお決まりになる?(画像はイメージ)

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タレントの木下優樹菜さん(27)が2015年11月10日、先日生まれた次女の名前をインスタグラムで公表した。命名「茉叶菜」。「マカナ」と読み、ハワイ語で「大切な贈り物」との意味があるという。

芸能人の子はユニークな名前(時にキラキラネーム)が多いとはよく言われるが、ここ最近はハワイ語由来の名前をつけたという芸能人が立て続けに話題になっており、ブームの感すら漂っている。

3匹の犬もすべてハワイ語由来

木下さんは3日、夫の「フジモン」こと藤本敏史さん(44)立ち会いのもと、第2子となる女の子を出産。7日には、藤本さんが名前辞典か何かを熟読する姿をインスタグラムに投稿し、「一生の名前を本気で考えてます」「悩む悩む悩む でもキリがない(笑」と、あれこれ考えあぐねていることを明かした。

ファンからは「鈴菜」「優莉菜」「瑚々菜」などさまざまな提案がなされたが、木下さんは最終的に「茉叶菜(マカナ)」と名付けたことを報告した。ハワイ語で「大切な贈り物」との意味があるそうで、

「だぁ(藤本さん)が毎日毎晩、仕事の移動時間も、合間も画数をいーーーっぱい調べて、ハワイで知り合った友達から偶然ヒントをもらって...画数、総画を出して、やっとこれに決まったの」

という。

また、2012年8月に生まれた長女の莉々菜ちゃん(3)と揃うと、愛らしさ、温和、素直...といった花言葉を持つ「茉莉花(ジャスミン)」になるとも説明している。木下さん本人も「すっっっごいいい名前(笑」と大満足だ。

長女の名前はハワイ語に関係するものではないようだが、藤本家のペットである3匹の犬「マハロ」「ロコ」「ププ」は、いずれもハワイ語からとったものだと過去にブログで語っている。木下さんたちにとってハワイ語で名前を考えることは、それほど珍しいことではないようだ。

すでに専門サイトも複数ある

ただの偶然かもしれないが、ここ最近、子供にハワイ語由来の名前をつけたと報告した芸能人は木下さん以外にもいた。

その1人が、10月16日に女の子を出産したタレントのはしのえみさん(42)だ。名前は「おはな」。ハワイ語で「家族」や「心の絆」との意味があるという。

30日のブログでは「おはなのように、みなさんに愛される存在になりますように」という思いに加え、ハワイ語の意味から「家族のような心の絆で結ばれた人々と、たくさん出会えますように」との願いも込めたと説明している。

また、浜崎あゆみさん(37)の元交際相手としても知られるダンサーの内山麿我さん(31)も10月15日、一般女性との間に誕生した女の子に「愛音來」と名付けたことをブログで報告した。読み方は「アネラ」で、ハワイ語で「天使」との意味がある。

内山さんは、挙式がハワイだったこと、結婚指輪もハワイアンジュエリーで作ったことから、名前もハワイ語で意味があるものにしたいと考えたという。

もっともハワイ語での命名は芸能人に限ったことではなく、昨今じわじわと広がってきている現象のようだ。

妊婦のコミュニティサイトでは、ハワイ語での名付けが数年前からよく話題にのぼっている。ハワイ語由来の名前を集めたサイトもいくつも存在し、「カイ」(海)、「マナ」(魂)、「リコ」(つぼみ)など日本人の名前として珍しくないものから、「モアナ」(太平洋)、「カノア」(自由)、「レイア」(天使)などユニークな響きのものまで、さまざまな名前が紹介されている。

しかし今回、ママタレの代表的存在である木下さんがハワイ語を採用したことの影響は決して小さくはないだろう。インスタグラムのコメント欄には、さっそく「ハワイ語の由来とか素敵です」「私もそんなふうに名前を付けてあげたい」といった声が寄せられており、近く、空前のハワイ語命名ブームが来る可能性は無きにしもあらずだ。