日本にいることを忘れる異国感!二子玉川で食べる「モロッコ料理」が気になる!!

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モロッコ料理と聞いてすぐにどんなものか思いつく人は少ないかも知れません。

癖になる程魅力的なのに、食べたことがないなんてもったいない!!

二子玉川にひっそりと佇むお店、ル・マグレブに行けばモロッコの文化に触れることができます。


外観は個性派な怪しいお店という印象。すでに漂う異国感...


中はどうなっているのか?


贅沢に座りたくなる大きなソファーと可愛らしい雑貨に囲まれ、日本にいることを入った瞬間に忘れます。

この日はランチタイムに伺いました。最近ますます便利になった二子玉川はとっても人気。その分、落ち着いてお昼を食べられるお店は少なくなったように感じます。少しだけ足を伸ばせば、ゆっくりとした時間を過ごせるエリアがあることはまだあまり知られていないようです。


コースで味わうモロッコ料理

早速スペシャルランチコースを注文。平日は2100円(土日祝日は2500円)。これを高いと感じるか、お手頃と感じるかの判断はコース内容をみてからにしましょう。


選べるメイン料理、スープ、サラダ、春巻き、デザートと飲み物が付いてきます。

スープはハリラスープという名前で「食べるスープ」と言われているほど具沢山。日本の味噌汁のように食卓には欠かせない家庭料理の一つで、トマトベースのスープにひよこ豆、野菜などを入れ、数種類のスパイスとともに煮込みます。


モロッコの春巻き「ブリワット」は普通の中華風の春巻きとは違います。三角形ということのほかに、皮が薄いためカリッと揚がり食べた時の音が賑やかなのが特徴。最大の違いはその中身にあるのですが、食べることに夢中で写真がありません。春雨や野菜などはほとんど使わず、スパイシーな牛挽肉が隙間なく詰まっています。

あっさりとしたハリラスープと食べ応えのあるブリワットがメイン料理への準備を緩やかに始めてくれます。


お店一番人気「チキンタジン」!!


可愛らしいタジン鍋を開けるとターメリックの香りが一気に広がり食欲をそそります。タジン鍋の不思議な形はこの香りが飛ぶのを防いでいると言われているとのこと。

しっかりと煮込まれた鶏肉は味がしみ込んでいて、風味が豊か。大きなじゃがいもとともに豪快に食べたい。鍋についたソースは残さずパンにつけて食べたくなるほど美味。

メイン料理はチキンタジン・牛挽肉と卵のトマトタジン・野菜のクスクスからひとつ選ぶことができます。クスクスというのは挽き割り麦を丸めて粒状にした料理で、パスタの一種とされています。多くの国で親しまれていますが、国によって料理の仕方は異なります。こちらもぜひ食べてみてはいかがでしょうか?

食後のデザートとコーヒーをいただきながら、素敵なランチを振り返ればリーズナブルな価格だということに気づくことでしょう。


レジの前には可愛らしい食器が並び、思わず手にとってしまいます。

店名である、Maghrebは二つの意味を持ちます。ひとつは北アフリカの地域名。もうひとつは「日の沈む国」という意味。「日出ずる国」とされている日本とは真逆であるけれど、食を通じて繋がることができるなんて素敵ですよね。

辛くないスパイスを使ったモロッコ料理は日本人好みの味と言われています。ル・マグレブで美味しいモロッコ料理を食べてみてはいかがでしょうか?


ル・マグレブ(Le Maghreb)

住所:〒158-0094 東京都世田谷区 玉川3-10-11-1F

営業時間:Lunch:平日 11:30~14:30

         土日祝 11:30~15:30

     Dinner : 火〜木 日祝 17:00~23:00

         金土 17:00~23:30

     定休日:月曜日 夜

※ベリーダンスショーは毎週金曜日21:00から

執筆:丸 美月

大学二年生

和菓子と豆とカメラが大好き